アーチファクト3 『 音響増強 』
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初心者のための「無料 超音波検査セミナー」
〜超音波検査士合格への近道〜
2005/09/09
===========================第25号=
まいどっ! 超音波検査士の飯塚です。
先週、急いでアーチファクトの写真を机の引き出しから引っ
ぱり出してHPにあっぷ! してみました。
⇒ http://www.m-net.ne.jp/~shigeta/artifact.html
胆嚢に続いて、あまり良い写真じゃなくてスミマセン m(__)m
ところで、このメルマガを読んでくださっている皆さんなら、
「音響増強」の予習
↑
もちろん やりましたよね・・・?
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◆無料超音波セミナー 第25回
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▽わたしも嫌いな「超音波の基礎」
『 音響増強 』
●「ちゃんと予習しました!」 ⇒ 読む必要ありません。
●「え〜 まだやってません!」
↓↓ 読んで下さい! ↓↓
『 音響増強 』
音響陰影と音響増強には超音波の性質である「減衰」が深く関わ
っています。
そして、前回 音響陰影は超音波の減衰が大きい部分の後側にでき
るといいました。
今回は、「逆に減衰が少ない部分があった場合はどうなるのでし
ょうか?」です。
減衰が少ない部分はエコー輝度が低くなります。(低エコー)
そして、その後側には輝度の高い部分ができます。
低エコー部位の後方にできる輝度が高い部分を「音響増強」とか
「後方エコーの増強」と呼びます。
でも、ちょっと変ですよね。
一度発射した超音波ビームは減衰することはあっても、増強する
ことはないはずです。
なのに超音波装置の画像上では増強しているように見える。
なんででしょう・・・?
▽音響増強のしくみを考えよう!
「減衰の少ない組織 = 超音波が透過しやすい」ですね。
その後方には強いままの超音波が届きます。
でも増強はしませんよ。 (^^)
そこには周囲と比較して強い超音波が届きますから、
輝度は、より高く表示されます。
と、ここまでは簡単に想像がつきます。
でもこれだけでしょうか?
実はここには「STC」と屈折による「超音波ビームの収束」が
深く関係しています。
みなさん憶えていますか? 「STC」と「音響レンズ」
そうです! STCは超音波反射波を深い場所ほど増幅して表示
するための技術でしたよね。
周りより強い超音波が届いた上、STCで深い部分ほど増幅され
る
結果はどうなるか・・・
わかりますよね。
さらに嚢胞のような形だと超音波が屈折して後方で収束します。
分解能でやった音響レンズと同じような役割ですね。
★「透過性が高い部分の後側」
★「STCによる増幅」
★「屈折による超音波の収束」
これらが複雑に絡み合って、後方エコーの増強ができるのです。
▽え〜 じゃあ「肝血管腫」は?
肝血管腫の約20%に後方エコーの増強がみられます。
肝血管腫は腫瘤の輝度が高い(白っぽい)ものや、低い(黒っぽ
い)もの、高い部分と低い部分が混在したものがあります。
腫瘤自体のエコー輝度が高いものでは、その後方エコーは増強し
ていることが多いですね。
逆に、エコー輝度が低い場合は後方エコーの増強はみられないこ
とが多い。
今までの話からいくと「これって逆じゃん!」と思いませんか?
ややこしいので、もう一度整理しますね。
後方エコーの増強は、超音波の減衰がスゴク少ない部分、言い換
えると透過性の高い部分の後側にできます。
通常、減衰の少ない部分自体は低エコーになります。
ところが、高エコーの肝血管腫は、後方エコーの増強らしき高エ
コー部分が後側にみられます。
逆に低エコーの肝血管腫には後方エコーの増強がみられない。
理解不能です! (**)
しょうがないから、肝臓の血管腫を調べてみました。(^^;
↓ ↓
答えは・・・
ここで言ってもよいのですが、次回のお楽しみってことにしたい
と思います。
(ちょっと意地悪ですか?)
でも、みなさんも調べてみてくださいね!
「音響増強」いかがでした?
いつもこんなふうに考えながら検査をしていると、典型例とちょ
っと違う症例に出会った時にも慌てないですみます。
だいたいどんな組織なのか見当がつきますからね♪
日頃から そこに映し出されている画像が「何でこうなっているん
だろう?」と疑問を持ち、その意味を考える。
考えてわからなかったら調べる。
こういうクセをつけておくことが上達の秘訣です!
そうそう、まさかとは思いますが・・・
結石の後ろ ⇒ 音響陰影
嚢胞の後ろ ⇒ 音響増強
こんな憶え方はしてません・・・よね?
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◆懺悔コーナー
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久々の懺悔です。
このコーナーを楽しみにしている読者の方も意外に多いんです!
「期待してます」とか「楽しみに待ってます」「早く謝れ!」
さすがに「訴えてやる」はありませんでしたが・・・ (^^;
たくさんメールをいただきました。(ありがとうございます!)
でもサボっていたわけではなく、最近ヘマをやってないんです。
(ホントです!)
▽物じゃありません!
病院の中での会話
看護士:「今日○○さん 心電図の検査があるんですが・・・」
「いま検査できますか?」
検査室:「はい大丈夫ですよ」「○○さん降ろしてください」
看護士:「じゃあ今から降ろします」
「ストレッチャーで降ろしますね」
検査室:「じゃあ○○の心電図室に降ろしてください」
こんな会話が病院の中では「当たり前」のようにされて
いました。
でも患者さんは“物”じゃありません。
「降ろす」は、ないでしょっ!
ゴメンナサイ m(__)m
もちろん今は「これから○○さん 案内しま〜す」と
いってます!
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◆編集後記
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いやぁ、今回は 長くて 難しくて m(__)m
でも、超音波診断にとっては、アーチファクトってとっても大事な
部分ですからね。
特に音響陰影、音響増強には超音波像を理解する上で“大きなヒン
ト”がいっぱい詰まっています。
基本的に超音波診断は『白黒』の世界ですから!
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このメルマガは知り合いに教えないでね!!
もったいないから・・・。 (^^)v
みなさんの感想をお待ちしてます ⇒ info@us-ism.com
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「ズームイン!!SUPER」で取り上げられ、スタジオ大絶賛!
50,000個突破の“究極のアジアンスイーツ”
【ご褒美リッチマンゴープリン】
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昨日バックナンバーを読み返してみました。
⇒ http://us-ism.com
文章の勉強が必要です (^^;
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