エコー検査技術の上達は経験?それとも検査件数?

ねーねー、いつも車キレイにしてるよね!

もしかしてA型でしょ?(ギクッ!)

いや、A型はA型なんだけど、

ちょっと違うんだよね~

限りな~くO型に近いA型なんです。

でね、車がキレイなのは、洗車するのが面倒だから

汚さないように気をつけているだけなんです。。。

だから、雨の日は乗りたくない。

だって、そのあとの掃除をしたくないから^^

つまり、基本的に私は「ナマケモノ」なのです。

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というわけで、

今日は「ものぐさ流エコー大作戦」です ^^

なんでか知りませんが、「エコーは経験!

または「検査した数だよ!」なんて

皆さん、口を揃えたように言いますよね。

じつは、私も、ずっとそう言われてきました。

「とにかく数をこなすことだよ」 と。。

でも、「ナマケモノ&ものぐさ」 な私としては、

あんまり長い時間をかけたくないのです。

面倒なので。

じゃあ、どうしよう?

ものぐさ流 エコー戦略!

~ 経験? それとも件数?~

超音波検査では、まずキレイなエコー画像が

出せなければ話になりません。

検査や診断以前の問題です。

そこで、技術的な部分だけでも、経験や

検査数なんてものに頼らずに、早く上達

できたらいいですよね。

多くの年月や検査数を経て、上手に描出

できるようになったってことは、何気なく

やってみたら上手く出来たという経験を

何度も何度も繰り返した結果、体が勝手に

動くようになってきたということです。

つまり、

経験(数をこなす)=体で覚えるって図式です。

これには時間がものすごくかかるので、

「ものぐさ」な人間としては、なんとか避けたい

ところです。

なので、 「ナマケモノ」 としては、手っ取り早く

キレイな画像が出せるいい方法はないか?

って考えるんですね。

同じ患者さんを検査している中でも、クッキリと

キレイに画像が映ってきたり、逆にボヤたりします。

あるいは、

まったく見えなかった部分が、ちょっとした事で

見えてきたり。。。

これには、何かワケがある。

押したり、引いたり、入射角度を変えたり、

違う部分からアプローチすることで

見え方が大きく変わる。

さらに装置の調節によっても画像が変化します。

だったら、超音波の特性や装置の原理を

理解して応用するのが早道じゃないか?

と思うんです。

すると、経験や勘に頼るのではなく、

場面場面でキレイな画像を描出するために

やることが見えてくると思います。

例えば、 「押してみたらよく見えた!」

ではなく、「対象物に近寄ったから」とか、

そのプローブの持つフォーカスポイントに

目的とする部分の深さを合せるために

このくらいの強さで押してみたら、

よく見えた。ということです。

結果的には同じかもしれませんが、

意味もなく、やみくもにやるのと、

目的をもってやるのとでは、

大きな違いがありますよね。

とりあえず 「大きく息を吸って~」

ではなくて、

何の為に息を吸ってもらうのか?

を目的をもってやることで、余計な手間が

減るんじゃないかと思います。

違う所からアプローチしたら

「クッキリと映った」のではなく、

減衰の小さな組織を音響窓にした。

とか、アーチファクトを減らすために

入射角度を変えてみた結果、

クリアな画像になった。

エコーは、

もちろん経験を積むのも大切ですし、

数をこなすことも重要です。

でも、そこに何かをプラスすると

もっと早く上手になれる方法も

あるんじゃないでしょうか?

エコーを始めたのが遅く、

しかも 「ナマケモノ&ものぐさ」な

私としては、

このような作戦をとったのでした。。

◆編集後記

ナマケモノ&ものぐさ な方は、

今回の内容をぜひ参考にしてみて下さい。

そうそう、あと知識の部分も大切です。

ここは本で勉強ですね。

エコーについて、自分で一からやろうと

思っても、気が遠くなるだけです。

だったら、先駆者の皆さんが経験してきた

ものをサッと吸収させてもらちゃった方が

早いです。

エコーの専門書には、

先駆者の方々が何十年もかけて培ってきた

知識がたくさん書いてありますから、

これから自分でやることを考えれば、

数千円の出費なんて安いものだと思います。

ということで、今回は真面目なお話でした。

では、また!!

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