超音波画像と組織像の対比

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超音波画像と組織像

超音波検査は「組織像」を頭の中に描きながら検査をすすめることが大事ですね。特に腫瘤性病変をみたときは、これが重要です。

「良・悪性の鑑別」や「腫瘤の診断」って、実は超音波検査だけで出来ちゃうことが多いのです。(もちろん“誰にもできる”という訳ではありませんよ!)

では、腫瘤にぶつかった時、何をみるのか?

腫瘤でみるべきポイント

⇒ これは、どこの臓器の腫瘤でもだいたい同じです。

●腫瘤全体の形は? 大きさは?

●腫瘤内のエコーレベルは低エコー? 高エコー?
それとも 高低混在型? 石灰化の有無は?

●腫瘤の境界は 整? 不整? 明瞭? 不明瞭?

●辺縁に低エコー帯(halo)や高エコー帯はある?
それともない?

●後方エコーは・・・?

●腫瘤内の血流情報

●その他に特徴的なことは?

といったことをみていきます。

知識と経験のある人は、これでだいたいわかってしまいます。

↑    ↑

こういうスゴイ人たちは、何をやっているのでしょう?

ただ単に本を見て勉強しているだけでは、ここまでにはなれません。高い超音波診断力をもっている方々は、自分で検査した症例の超音波像と、病理検査や細胞診の結果をしっかり比較、確認しているのです。

自分で考えた組織像と病理標本がマッチしているか?

自分の考えていた組織像と違っていた場合、どこが違っていたのか?

こんなことを普段からきっちりとやっています。毎日やれば、それほどの手間ではないはずです。数ヵ月後には大きな財産になっていますよ♪

◆編集後記

やたらと態度のデカイ患者さん。 ←いますよね~。

一目で“その筋”の方とわかります。 ^^;

慢性肝炎のフォローアップが多いんですねぇ・・・

それにしても

「てめー いつまで待たせんだ!」 (–メ

とか、

「で、ハラ出して寝りゃいいのか?」 (–メ

とか、

「ま~だ終わんねえのかよ このヤロー」 (–メ

なんて、口が悪いったらありゃしない。

でも帰るときには「ありがとうございました」と、

m(__)m

意外に礼儀正しかったりします。 (^_^)

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