エコーの“効率的”習得法?

初心者のための無料超音波セミナー

▽エコーの“効率的”習得法?

よし! 体表臓器憶えるゾ~

こう意気込んで取組み始めた後輩がいます。

後輩:「でも体表臓器って 何憶えればいいんスか?」

私:「体表臓器ね~」

「甲状腺でしょ、それから乳腺もやんなきゃね」

「あと、唾液腺とか軟部腫瘤」

「そうそう頸動脈もあるなぁ・・・」

後輩:「そ、そんなにあるんスか・・・ 」 (・・;

「よしっ、とりあえず全部やるか!」

こういって取組み始めてから3ヶ月が経ちました。

ところがこの後輩、一生懸命やってはいるのですが、一向に上達しないのです。すべてが中途半端で、頭の中もまるっきり整理されてません。

甲状腺・・・何となくできるようになりました!

乳腺 ・・・勉強会に行ってきました♪

頸動脈・・・だって、ドプラがねぇ~

唾液腺・・・手ぇつけてません

とまあ、こんな感じです。

そこで、ちょっとアドバイスをしたところ、びっくりするほどみるみる上達したのです。

アドバイスしたことはこれだけです。

「一気に全部やらないで、一つずつ確実にやれば?」

人間って、最初から何でもかんでも全部憶えようとしても、そんなに一気に憶えられるものではありません。

少なくとも私には無理です (^^;

やっぱり、確実に一つ一つやった方が結果的に早くマスターできます。もちろん「目標と期限を決める」必要はあります。

腹部なら、まず「肝臓を1ヶ月でマスターする」と決める。

肝臓の解剖学的知識や、肝臓疾患の知識。そして各疾患に特徴的な超音波像と鑑別方法。。1ヶ月あれば、一通りの知識を習得できるでしょう。

そして、2ヶ月目は胆嚢。胆嚢だって1ヶ月でマスターできますよね。

3ヶ月目は膵臓・・・

こういう具合で勉強してください。

どうですか? 腹部エコーの知識 数ヶ月でマスターできますよね♪

<エコーの上達方法>

1.一つ一つ確実に習得してから次のステップへ進みましょう!

2.目標と期限は必ず決めましょう (^^)v

複数の事を一度に憶えようとしても、ぜんぶ中途半端になるだけですからね。

◆編集後記

ちょっとびっくり!

「山彦(やまびこ)認定士」なんて認定試験があるんです!

⇒ http://mo-v.jp/?2ae5

エコーは装置が超音波を出してくれますが、「やまびこ」は自分で大きな声を出す必要があります。そのため「腹筋」 ← 鍛えてるそうです!

そうそう、「やまびこ」が返ってきた時間から、山までの距離も計算するそうですよ。

超音波検査士より難しそうですね (^_^)

声の出し方は「ヤッホー」じゃなくて「ヤホッ」ですって!

初心者に最適!丁寧でわかりやすい超音波ハンズオンセミナー

初心者に最適! わかりやすく丁寧な超音波セミナー

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする