エコー検査 プローブの使い方

初心者のための無料超音波セミナー

先日「頚動脈エコーセミナー」に参加してきました!今回は「特別講師」として参加だったんですね~。(^^)v

このセミナーですが、「えっ こんなことまで」っていうことまで教えてくれます。私は「うんうん」「そうそう」「おー そうきたか」と、いつのまにか受講生に早変わり。 すっかり聴きに入ってしまいました (^^; それほどよいセミナーでしたね!

今回参加したのはこのセミナーです。

「クリニカルサポートの少人数制ハンズオンセミナー」

⇒ http://www15.ocn.ne.jp/~ustetsu/

頚動脈エコーは、腹部や心臓をやられている方なら比較的簡単にできるようになります。これから(いや、もうすでに)必須の検査ですから、まだやっていない方は早く取り組んでおいた方がいいですね。

プローブの使い方

何を いまさら そんなこと・・・

まあ、そう おっしゃらずに「プローブの使い方」をもう一度よく考えてみましょうか?

プローブの使い方は、とっても大切です。 自分で思っているほど、プローブをうまく使えていない方がとても多いんですね。エコーはプローブの持ち方一つで、得られる像がまったく違うものになってしまいます。もちろん、それはそのまま超音波検査の結果にはね返ってきます。

プローブの使い方の要素は「持ち方」「走査方法」「押し加減」でしょうか。みなさんはプローブの「どこ」を「どうやって」持っています? 果たして、その持ち方で肝臓の端から端まで全部見れているでしょうか? 特に腹側の端は、プローブを肋骨の下に入れて大きく煽る必要がありますよね。

本人は端から端までしっかり見ているつもりでも、プローブとお腹の間にプローブを持つ手が挟まっちゃっていて、最後まで煽りきれていないことがあります。その持ち方では、「途中までしか見れてない」んですね。

心エコーでは、プローブをしっかり固定することが大切です。計測をする場合には特に気をつけなくてはなりません。ちょっとズレると計測値は大きく変わってしまいます。

頸動脈エコー 横断像を画面の真ん中に描出しながら、上から下までちゃんと血管を追っていけます? 頸動脈の横断像が画面を左右に行ったりきたりしていると、重要な所見を見逃してしまいます。もちろん縦断像でも同じです。総頸動脈を見ていたはずなのに、いつの間にか静脈を見ていた! なんてことも初心者ではよくあることです。

検査をする対象によっても、アプローチする場所や走査方法、そしてプローブの種類によっても、持ち方は結構変わるものです。

ペンを持つように握ることもあります。横から持つこともあります。上から押さえるように持ったり、指をうまく使ったり・・。プローブを持ちつつ患者さんの体に手首や小指を添えて固定したり。

教科書的な持ち方だけでは、うまく使いこなせるはずはありませんよね。良い画像を得るためには、絶えずその場面にあったプローブの持ち方に変えながら検査を進めていくことが必要です。

どこの力を抜けばプローブを自在に使えるのか? 逆に力を入れる時はどうすればいいのか? プローブがブレない固定法は? 何気なく持つのではなく、こういったことを常に意識して工夫をすることが大切です。

エコーの「スペシャリスト」←こういわれる人達を見る機会があったら、ぜひ手元をじっくりご覧下さい。

とても勉強になりますよ♪

◆編集後記

あるTVで頸動脈エコーをやっていました。

次の日から頸動脈エコーの依頼が倍増しました (^^;

TVの威力ってスゴイです!

でも、忙しすぎ~ (T_T)

セミナー終了後、クリニカルサポートのしゃちょーさんと食事をしながらお話をしました。 (食事=お酒です ^^ )

エコーに対する情熱 ← スゴイです

そして、私と同じ「エコー馬鹿」 (^^;

全く気取る所のない「いい人」でした。

そんな訳で、超音波セミナーの内容は「とってもわかりやすく」それでいて「親切丁寧」 おすすめです! 少人数制ですから、すぐに「満員御礼」になってしまうようですね。申し込みは早目がよいと思います。

⇒ http://www15.ocn.ne.jp/~ustetsu/

結局、夜中の1時過ぎまで延々と話し込んでしまいました。次の日は予定もあり、朝早くから新幹線で帰らなくては・・。当然のことながら「二日酔い」の状態・・・でも素敵な1日でした。

これからも、意外な場所に出没します! (^^)v

初心者に最適!丁寧でわかりやすい超音波ハンズオンセミナー

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