検査技師の苦手な超音波検査解剖学

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以前、「まずは基礎や原理が大事だよ」と言ったら・・・、

「え~っ」 「解剖じゃないんですか?」と聞かれました。

う~ん (-”-;)

どちらも大切ですね (^^;

検査技師の苦手な超音波解剖学

最近、痛感しました (^_^;)

解剖 ← マジで大切です!

というか、エコーは“これ”を知らなきゃ始まりませんね。

私もそうなのですが、臨床検査技師って「解剖に弱い」と思いません?

生化学や免疫 ← 知ってます (^^)v

細胞や組織  ← 知ってます (^^)v

ところが・・・、

各臓器の「位置関係」← わかりませんでした (^^;

「あおるた~?」

「あいぶいし~?」

「えすえむえ~??」

「せりあっく。。」

何だそりゃあ?

何せ、わからない言葉の連続でした。

当然、臓器間の位置関係なんてわかりません (T_T;

本を眺めても眠たくなるだけだし・・・

でも、エコーは“これ”を知らなきゃ始まりません。

“これ”がわからなきゃあ、目の前にある画像に何が映っているのやら。

・・・ですよね。

ただ、“これ”を知っていることで、

○ 検査の幅が広がります

○ 描出能がアップします

○ 異常をいち早く検出できます

そして・・・

解剖学 どうやって考える?

まず「各臓器の位置関係」を確認しなおしましょう!

えっ ヤダって? ^^;

でも脾臓の奥に見える肝臓や胃を「腫瘤」と間違えてしまうケースって、よくあるんです。膵尾部が脾臓の奥に観察できることは、みなさんよくご存知ですよね。だから膵尾部の「腫瘤」だと勘違いしてしまう・・・。ところが、肝左葉の一部が見えていただけ。また、胃が低エコーにモヤっと観察できただけ、ということもよくあります。

一つの臓器を見ていると、なぜかそれ以外の近接する臓器のことが頭の中から消えてしまいます ^^;

こんな間違いをしないように、

肝臓や胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、胃腸管 ...

イヤなのはわかりますが、

もう一度確認することをオススメいたします ^^

あっ その時には必ず「エコーの画面ではプローブに近い方が上に表示される」ということを念頭に入れて考えましょう。

えっ 何言ってんだかわからないって? ^^;

エコー画面の表示で、上下方向は勘違いしやすいものです。プローブに近い方が上に表示されることを最初は理解しにくいんです。だから腎臓を見ていて、その下に胆嚢が映っていても、それが何だかわからなかったり、肝左葉の奥に食道が見えていることに気が付かないのですね。

次に「血管の走行と臓器の関係」です。

ここは非常に苦労するところですが、「血管の走行と臓器の位置関係」、そして「臓器内の血管構造」を理解すると「腹部エコー」はすぐに上達します。膵臓や胆管の描出が簡単に出来るようになるのはモチロンの事、ものすごい体格の人が来てもマッタク動じなくなります (^^)v

肝の区域分類だって平気です。

ゼ~ン ゼン怖くありません ^^

ということで「解剖」

もう一度やりなおしてみませんか?

解剖を理解するなら ⇒ ステップアップ問題集

腹部解剖を理解すると・・・

○ 検査の幅が広がります

○ 描出能がアップします

○ 異常をいち早く検出できます

○ さらに・・・

いいことがたくさんあります (^^)v

⇒ ステップアップ問題集

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