超音波の原理17 ドプラ法 「パワードプラ」

【パワードプラ法】 (パワー表示)

パワードプラ法は、カラードプラ同様に、2次元画像の血流分布をマッピング
表示する方法で、「血流の存在診断」等に使われます。

カラードプラ法がは受信ビーム上の血流平均速度、血流方向、パワー、血流の乱れ(分散)などの情報を表示するのに対して、パワードプラはドプラスペクトルの積分値(面積)に対応して表示されます。

赤血球の量や密度をみているものと考えると分かりやすいかもしれません。

パワードプラは、カラードプラと比較して角度依存性が少ないことや、低速の血流に対しても感度が良いこと、折り返し現象がないことが特徴としてあげられます。ただ、血流の方向性はわかりません。

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