超音波の基礎を学ぶときっとイイことがあります!

検査士認定試験が近くなってきたからなのか、

それとも他に原因があるのか・・

理由はわかりませんが、最近今までに輪をかけてこのサイトや「超音波の基礎講座」での質問が多くなってきました ^^;

それだけ超音波の基礎原理はややこしく、誰もが理解に苦しむ部分ですね。

超音波の基礎を学ぶ効果

でも、しっかりエコーをやっている方であれば、

ここは、誰もが必ず通らなくてはならない道です。

本当に、誰もが必ず通らなくてはならない道です。

やっぱり、誰もが必ず通らなくてはならない道です。

しつこく3回も書きました(笑)

でも、あなたのエコーはここを乗り越えることで新たな展開を迎えることができるのです。

もう一歩先の世界へ進めるのですね。

さらにエコーの上達度が加速度的に上昇します。

もちろん、単に超音波検査の技術が飛躍的に高まるという意味ではありません。

超音波の基礎原理の理解は、臨床的な知識と装置の操作、そして今までのあなたの経験を結ぶ架け橋のようなものです。

「臨床的な知識」、「装置」、「経験」・・・ あなたが今まで得てきた知識と経験。様々な疾患とそれに特徴的なエコー像。そして何気なく使っていた装置の機能。目と耳と体で得てきたすべてのもの。

それぞれバラバラで存在していたものが、超音波の基礎原理を理解することによって一つに繋がります。すると、今まで見えなかったものが目の前に鮮明に浮かび上がってくる。

「なんだ こうすればよかったんだ!」 ってね。

ですから超音波検査士認定試験のためだけに基礎原理を丸暗記したり、問題集を丸憶えするのではなく、その内容をしっかり理解して実際の検査に応用できるようにすることがとても大切です。

ちょっと堅苦しくなってしまいましたが、超音波の基礎原理を学ぶ効果でした。。 ^^;

◆編集後記

エコーの基礎を学んでいると、よく「中心周波数」という文字が出てきます。

「はぁ?」 中心って、いったい何なんだ?

調べてみたら、こんなことが書いてありました。

中心周波数

6dB帯域幅の中心周波数のこと。fcで表され、上限周波数と下限周波数の加算平均を2で割ったものである。プローブ感度の周波数特性曲線上で最大感度より6dB低下した部分で高い周波数を上限周波数、低い周波数を加減周波数とする・・・

・・・・・?

まったくわかりませんね~ ^^;

でもまあ、簡単に言えば「超音波の中心となる周波数成分」とでも思っていいのでしょうか? ともかく「中心周波数」は、よく出てきますので大切なポイントの一つなのです。

まず根本的なことですが、超音波診断装置は分解能が高い方がイイ。そして分解能を得るにはパルス信号を使う必要があります。1つの超音波パルスの中には様々な周波数成分が含まれ、その中心値が「中心周波数」。

だから「中心周波数」という言葉が出てきたら、少なくとも「パルスエコー法」に関することであって、もしかすると「距離分解能」あたりかもと。。

あわせて、「パワースペクトル」のグラフ(図?)もパッと浮かぶようにしておきたいものですね。

では!

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