超音波検査って?

超音波検査ってどんな検査?

超音波検査(エコー)は、人に聞こえない高い周波数の音波を使って、身体の中を画像化し、体内の状態を調べる検査です。

産婦人科の診察で、お腹の中の赤ちゃんの発育具合を検査するのに使われていることは、誰もがご存知でしょう。

もちろんお腹の中の赤ちゃんの検査に使われるぐらいですから、超音波検査はX線やCTのように放射線の被曝もなく、とても安全な検査なのです。

また、MRIのように大掛かりな装置も必要としませんので診療所やクリニックそして、大学病院など大きな規模の病院まで多くの医療の場で活用されています。

超音波検査の守備範囲は、産婦人科領域だけではなく、肝臓・胆道・膵臓・腎臓といったお腹の中の臓器全般から、心臓や血管・乳腺・甲状腺など、基本的に肺と骨以外ならどこでも検査が可能です。

特に最近では超音波装置や技術の進歩がめざましく、以前は困難だった胃や腸などの消化管はもちろん、体の中の構造をミリ単位できれいに観察することができます。

超音波検査の目的

超音波装置は小型で移動性にも優れています。 また、1回の検査で非常に多くの情報を得ることができます。

短時間で効率的に病気の状態を知ることができますので、いわゆる健康診断などのスクリーニング検査から、より精密な検査、そして緊急検査にも対応できます。

さらに人間ドックや企業での集団検診でも大活躍していますね。特に最近では腹部だけでなく、乳癌検診に盛んに用いられています。

超音波検査による乳癌検診では、痛みもなく、腫瘍の質的な診断にも優れていることから、非常に注目をあつめています。

超音波検査の問題点

とても優れた超音波検査ですが、一つだけ大きな問題があります。

それは、検査結果が実施する「技術者の手腕に左右されてしまう」ということですね。

その問題をクリアするためには、検査を実施する技術者のレベルアップが大切で、どこの医療施設でも頭を悩ます部分です。

この問題が解消されれば、とても優れた検査法なのですが・・・。

超音波検査をできるようになるためには疾患や病態、解剖、超音波の原理など非常に膨大な知識と、超音波診断装置を自由自在に操れる技術、そして多くの経験が必要です。

この「知識」「技術」「経験」は、そう簡単に手に入るものではなく、 超音波
診断技術を身に付けるためには非常に多くの時間を必要とします。

そこで、このサイトでは超音波診断技術を身に付けるための情報をできる限り
提供していこうと思っています ^^

ということで、「はじめての超音波検査」 ← よろしくお願いします^^v

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