超音波検査の難しい部分「どっちがどっち?」

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超音波検査 初心者の方でよくあるのは・・

目の前にあるエコー画像。

いま何が映っているのかよくわからない。

そして、みたいところへ移動するには、

プローブをどっちに動かせばいいのか、

よくわからない。

っていうか、全然わからない。。

超音波画像 どっちがどっち?

超音波検査の難しいところは、自由自在に断層面を描出できちゃうところですよね。プローブの使い方によって制限はありますが、どんな場所からも、どんな角度にも超音波ビームを入射することができます。

つまり、エコーはどんな断層面も映せちゃう。矢状断面・水平断面・前額面・斜断面・・。簡単に言うと「縦、横、斜め」。無限の断層画像をつくることができちゃうのです。

さらに、アプローチする場所も自由。腹側から、背側から、サイドから。。そして困ったことに、走査(スキャン)しながら動画像で検査を進めるということが求められます。


だからエコーは難しい。。

とりあえず本に載っている画像を出して検査してはいるけど、頭の中の「解剖と画像が一致していない」ってこと。

最初のうちはよくあることですよね。

もちろん、ある程度の検査数をこなすことで、理解できる部分ではありますが、やっぱり最初に躓く部分だと思いますし、ここをクリアしないと、ず~っと理解しないままにエコーを続けていくという事になってしまいます。

でも、1度わかってしまえば、ここに悩むことはなくなりますし、余計なことに意識を使わずに済んだりします。

なので、ぜひ暇をみつけて一度プローブをじっくりと眺めてはいかがでしょうか。

あ、いや、

ただ単にプローブを見つめているだけじゃなくて、プローブから出ている超音波ビームの方向と作り出される断層面について考えてみるといいですね。

  • 超音波はどこから出ているのか?
  • そしてどのような方向に断面を作っているのか?
  • 平行走査するとビームの面はどうなるのか?
  • 回転したらどっちを向く?
  • 斜めにビームを振ったらどうなるでしょう?
  • 回転させながら斜めに向けた場合は?

時間のあるときにでも、ちょっとこんなことを考えてみると悩んでいた部分が意外にスッキリするかもしれません。

あ、解剖はちゃんと頭の中で理解しておかなければなりませんが。。。

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