超音波検査士の更新方法について

先日、超音波検査士認定試験がありましたね。

受験された皆様方、試験の出来栄えはいかがでしたでしょうか?

えっ 完璧 ... ( ̄∇ ̄+)。。

長い時間をかけて準備・勉強してきた集大成です。試験の出来・不出来とか、こんな問題出たよ~とかあったら、ぜひ報告をお待ちしています!

合格通知が届いた時には、絶対教えて下さいね ^^

そして、かくいうボクはというと・・

そういえば、しばらく前に「超音波検査士の更新」のお知らせが届いていたのでした。

超音波検査士の更新方法

日本超音波医学会「認定超音波検査士」は5年ごとに更新が必要です。クルマの運転免許証と期間は同じですね。

自動車免許証との大きな違いは、車の免許は更新しないと車に乗れなくなってしまいますが、超音波検査士は必要な国家資格さえあれば、エコー検査ができちゃうということ。

もう一点は車の免許の更新は、その日に講習を受けて更新料を払えばOK!ですが、超音波検査士は更新料の他に5年の期間内に与えられたミッションをクリアしていなければ更新できないのです。

超音波検査士更新に必要なミッションとは?

超音波検査士の認定を受けてから5年間に,資格更新に必要な研修・業績単位を25単位以上取得していること(※2019’より50単位に変更

日本超音波医学会「超音波検査士 資格更新実施要項」より

そう、資格更新に必要な研修・業績単位が25単位  ⇒ 50単位なくてはならないのです。

資格更新に必要な「研修・業績」とは?

指定された学会や講習会、研修会への参加や論文発表で得られ、それぞれに単位が決まっています。例えば日本超音波医学会学術集会へ参加すると15単位、学会発表すると10単位と言った具合です。他にも一気に20単位もらえる論文発表の場や、参加すると5単位・2単位といったものも色々あります。

ともかく、5年の間に50単位分の研修や業績が必要になり、これを取得していないと超音波検査士認定の更新ができない事になってしまいます。

超音波検査士の更新

更新のハガキがきます

事前(夏ごろ)にハガキで「今年、超音波検査士の更新ですよ~」とお知らせが来ます。ハガキには、12月から翌年2月までにちゃんと更新して下さいと。。

さもなくば、「超音波検査士でなくなっちゃうよ~」。なんてイジワルなことはハガキ書いてありませんが、うっかり忘れちゃったりすると、認定が取り消されちゃいますので、注意が必要ですね。せっかく長い長い時間をかけて取得した資格なので、これがなくなってしまうのは悲しいですから。

スマホにアラーム設定を忘れずに

なので、更新手続きをし忘れないように、ちゃんとスマホのスケジュールに更新受付開始の日時と受付期間を登録しておきました^^

で、12月に入ってすぐ、i-phoneに設定しておいたアラームが。。

おー、そうだった(って忘れてたのかよ!)

超音波検査士更新申請書類の作成

早速 更新のための書類を作成します。認定超音波検査士の更新に必要な書類とかは、日本超音波医学会のHPに記載されています。更新の書類を間違えたり漏れのないように、よ~く読んでから作ります。

まず、日本超音波医学会HPの検査士更新のページにいって「超音波検査士資格更新実施要項」を確認します。更新に必要な書類は、「更新申請書・単位表」「更新料」「更新申請研修・実績単位証明証」などなど。最近は申請書の雛形(word形式)をダウンロードできるようになっているので便利です。全部で3枚(更新申請書・更新申請研修、単位表・実績単位証明証)記入して提出します。

1番に確認することは、「更新申請研修・実績単位証明証」です! これが25単位分証明できないと更新申請ができません。ということで、家中を探しまわるところから(なのかいっ!)。ようやく探し当てた学会の参加賞などを集めてみてみると、40単位分はありそうで、ホッとしました^^;

更新料の振込み

次に「更新料」を郵便局で振り込みます。振込み用紙の控え(領収書)は更新申請書に添付しなくてはなりませんので、ATMではなく窓口で振り込みました。忘れずに必ず持って帰りましょう!

更新申請書の郵送

更新料振込受領証と研修・実績単位証明証が揃えば、あとは更新申請書に必要事項を記入・押印してレターパックか簡易書留で送るだけです。

  

これで問題がなければ、更新完了と超音波検査士認定の書類が届くはずですね。

次の更新に向けて

また5年後に更新が待っていますので、50単位を頑張って集めます^^;

必須講習会 受講証明

そして、2022年から超音波検査士の更新には資格更新単位(50単位)以外に「必須講習会 受講修了証」が必要になるとの事です。日本超音波医学会によると、超音波検査士、超音波認定医の資格更新に「必須講習会」の受講(受講修了証)が必要になるそうです。

このたび公益社団法人日本超音波医学会では、超音波専門医(以下「専門医」)及び超音波検査士(以下「検査士」)を対象に、資格更新時までに受講を必修とする講習会(以下「必修講習会」)を実施することといたしました。以下に、必修講習会の概要をまとめましたので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。

公益法人日本超音波医学会HPより

この講習は「医療安全」「医療倫理」「超音波の安全」の3科目90分(各30分)の講習で、専門医及び検査士共通の内容。学術集会や地方会で受講(3,000円)するか、もしくはe-learning(5,000円)でも受講できるそうです。ちなみに、必須講習会の受講で資格更新単位は付かないそうです。。^^;

超音波検査士認定証が届く

そしていつの間にか4月になり、更新のことも忘れかけていたころ、日本超音波医学会から新しい超音波検査士認定証が届きました。

こんなです^^

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