超音波検査士の試験ではじめて勉強した超音波の基礎原理が活躍する件

そろそろ暖かくなってきたので出てきました ^^

お前は「虫か!」 と言われそうですが、なぜか我が家の PC(VAIO)は気温が低いと立ち上がってくれないんです。5℃を下回っている時に電源を入れると、だいたい真っ黒な背景に白い文字でエラー表示が。。

イヤ、それ関係ないやろ・・ (-“-; )

それはともかく、最近、超音波検査士試験を受けた皆さんから「合格しました~」っていう内容のお便りが続々と届いています。

皆さん、お知らせありがとうございます!

そして、合格おめでとうございます!!!

毎年「今回の試験は難しかった~」という声をよく聞くのですが、これはその年の問題の出題傾向にもよりますよね~。

得意・不得意がありますし、あと、過去問をたくさんやっていた方からすると、実際の試験で出題される設問は、はじめてみる問題なので、比べたら、そりゃあ難しく感じるのは当たり前かもしれませんね。

でも、消去法で回答を選択できなくなったり、新しい技術は増えていくわけですから、年々難しくはなってきているようです。

合格した方は頑張った甲斐があってホント良かったですね!!そして、せっかく得た知識ですから、試験のための知識で終わらせるのはモッタイナイ!! ぜひ普段の検査に役立てて下さい!

そんなんで、今回は僕が超音波検査士になってから変わったな~っと思うことを一つ書いてみます。


◆初心者のための超音波検査セミナー


僕が超音波検査士の認定試験を受けたのは、エコーを始めてから3年ちょっと経った頃だったので、少しは経験も積んで、検査自体にもだいぶ慣れてきた時期です。

超音波検査士を受ける時の最大の難関は・・・

そう、医用超音波の基礎!!

これ、普段なんにも考えず、それまで全く勉強もしないで検査にあたってきただけに、もう「かなり手ごわい存在」でした。

GAINやSTC、FOCUSくらいは意味も知らずに何となく調整してみたりしてはいたのですが、いざ基礎を勉強しようとしても意味不明な言葉がズラーっと並んでいるだけで、まあ「お手上げ状態」なわけです。。^^;

でも、試験を受けるからにはやらなきゃ仕方ないので、少しずつ本で調べたりしながら勉強していくわけ。

そして、基礎や原理の勉強をやっていくうちに・・

「あー、そういうことだったんだ!
(by 池○あきら)」

じゃないけれど、今までの間違った認識と使い方が見えてきたり、新たな発見があったり、今までは何にも気にしていなかったことが徐々にわかってくることが沢山あったわけです。

そういう意味では、超音波の基礎を「丸憶え」でなく、珍しく真面目に勉強して良かっと今では思っています ^^

そして、その中で結構衝撃的だったことが、

「音響窓」

そう、言葉では聞いたことがあったのですが、今までは「目的部分の手前に何があるのか」なんて、これっぽっちも考えたことがなかったんです。

それが「Acoustic Window」を意識するようになった途端に世界が大きく変わった。もちろん他にも勉強する中で色々な発見や再認識がありましたが、技術的な部分で大きく変わったのは「音響窓」を上手く利用しようとする意識ですね。時間も早くなりますし、キレイな写真も素早く撮れるようになると思います。

超音波検査士を取得した方も、そして、これからの皆さんもぜひこれは利用しない手はないと思います ^^

あ、ちなみに、エコーは経験。数やりゃあ できるようになるから「体で覚えろ」的にやってる人。再現性よく描出できなかったり、たまに手こずったり、何か今日は写真が上手く撮れなかったり。。

意外にここで躓いてたりするかもしれませんね。


◆編集後記

音響窓は単に飲水法やカプラーの利用だけではないですね。より反射や減衰の少ない構造を通して超音波を向けることがよい画像を描出するのに役立つと思います。

あれっ? なんか知らんが、画像がキレイになったゾ??

その理由を知っていると、次に使えますよね?僕はそれまでアプローチする場所を「○mm変えてみよう」なんて思ったりしたことがなかったんです。。

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