なかなかキレイな画像が出ない・・・
思ったような画像が表示できない・・・
いろいろと要因はあると思いますが、
プローブの持ち方に原因があるケースが
多いような感じがします。
ということで、
今回はプローブの持ち方について。
プローブはどうやって持つんですか?
プローブの持ち方は、
よく聞かれる質問の一つですね。
でも、正直「コレ」といった持ち方は
存在しないんです。
というのも、検査中は
ずっと同じ持ち方をしていないからです。
だから「どう持つの?」と聞かれても
困っちゃうのが本音。。
でも、そうはいっても、
とても大切な部分ですからね。
ちょっと考えてみましょうか。
▽プローブの持ち方って?
皆さんそれぞれに手の大きさも
違いますし、腕や指に入れられる
チカラも全然違うと思いますので、
次のように考えるといいんじゃな
いかと思います。
一つは、あたりまえですが
プローブを自由自在に動かせるような持ち方
をすること。
次に、
エコーでは圧迫が必要な場面がありますから、
いつでも「グーッ」と押せる持ち方。
(「エドはるみ」ではありません^^)
そして、「自分が疲れない持ち方」。
2、3人検査したら、「腕がパンパン」では
困りますし、腱鞘炎なんかになってしまっては
元も子もないですから ^^
まあ、こんなところを目指すと
いいんじゃないかと思います。
で、どうするか?
まずはチカラを抜くのが基本です。
あなたは「指先が白く」なっちゃうほど
強く握ってはいませんか?
指の根元まで握りこんではいませんか?
常にチカラが入っていると、
自由に動かせませんし、
自分もグッタリ疲れてしまいますよね。
感覚でいうと、大きさは違いますが、
ペンや箸を持つような感じで持つと、
変なチカラが入らずに自由自在に
動かせると思います。
なので、まずはチカラを抜きましょう。
はい、次に。
気がつくと、「手首がミョーな角度」に
なってはいませんか?
これ、自由に動かせなかったり、
微妙な角度調節ができないばかり
でなく、自分も疲れてしまいます。
一度プローブを持ったら、
ずっと持ちかたや、
持つ位置を変えないでいると、
このようなことになってしまいますので、
ずっと同じ持ち方で固定するのではなく、
持つ位置は常に変えることが大切です。
フォークやスプーンを使う時なんかも、
短く持ったり、長く持ったり。
指の中で回転させたりしますよね。
あれと同じです。
あと、肘が伸びきってしまうのも
よくありません。
自分と装置と患者さんの位置を調節して、
肘に余裕を持たせましょう。
(あ、装置と椅子を動かせばいいだけです^^)
最後に。。
装置の画面ばかりを見ていると、
だんだん手にチカラが入ってきます。
一度、画面を見ずに手を見ながら
一連の検査をやってみるといいですね。
そうはいっても、ついつい画面に目が
いってしまう人は、画面をフリーズして
しまいましょう。
もしくは、電源を入れないでやってみる。。
すると、どんだけ~
自分の持ち方や使い方が変な感じに
なっているかがわかります。
ということで、「プローブの持ち方」。
コレ一つ変えるだけで、
いいことがあるかも知れません^^