エコーのプローブはどう動かしたらいいの?

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皆さんご存知の通り、超音波検査は

自分で好きなように動き回ることが

できちゃったりします。

自分が動く(=プローブを動かす)ことによって

Real time かつ、自在に必要な断層面を描出できる。

これが他の画像診断と異なる大きな特徴の一つですよね。

で、せっかく自由自在に動き回れるのならばね、

これを目一杯 活かさなきゃソン!

そう思っているのは私だけでしょうか・・?

ってことで、

今回は「動き方」について考えてみたいと思います。

▽超音波検査のプローブ、どう動かす?

まず最初に「探し物」をしている時の動きについて。。

つまり、対象物がみつからないというケースです ^^

このあたりにあるはず・・・

でも、なかなかみえてこない。。

イライラする チカラも入ってくる

どんどん悪循環に陥る

結果、時間がかかって怒られる ^^;

最初のうちは、検査したい部分が画面に

出てきてくれるまで時間がかかって

しまいがちですよね。

こんな時、出てこないのは単に超音波が

違う部位めがけて向いてしまっているだけ。。

画面をジッと睨みつけていても出てきては

くれませんし、ましてや、渾身の力を込めて

プローブを握ってみたところで、

翌日の筋肉痛が待っているだけで

何もいいことはありません。

動かし方がよくないことだけが原因の

場合も多いようですから、

ともかく「大きく」動かしてみることを

オススメします。

え、ちゃんと「大きく動かしてる 」って?

では、プローブを持つ手の力を抜いて、

扇状走査ではなくスライドで「ゆっくり」

「大きく」動いてみて下さい。

探し物に時間がかかってしまうケースでは、

これだけで見つけるまでの時間を大きく

短縮できるかもしれませんyo。

次に、探し物を見つけたら・・・

今度はあまり動き回らずに、

ほんの少しだけでも「じっと観察」
してみるのもいいと思います。

(特に動いているモノは。。)

じっと、動く方向や範囲、速度なんかを

止まって確認してみる。

対象とするモノが動いている場合は、

自分がメチャクチャに動き回ってしまうと、

ここで訳がわからなくなってしまいますから、

ちょっとだけ止まって観察するってことも、

意外に大切なポイントかもしれません。

素早く見つけた。

そして、ちょっと様子をみた。

そうしたならば、ここからが本番です!

この先 大切なのは、「Image」と「Creativity」。

はいっ・・??

先ほど、「動いているものは止まってみる」と

言いましたが、今度は自分が動きますから、

(可能ならば)相手には止まってもらうといいですね。

その上で、対象物の位置や角度をイメージし、

プローブの先から出ている超音波ビーム

(断層面)をどこからどのように向け、

さらに、どれくらいのスピードで観察するのか?

ぜひ創造性を働かせて動かしてみて下さいね ^^

エコーは、自由自在に動けるのはいいこと

なのですが、意味もなくむやみやたらに動き

回ってしまうと、逆にわけがわからなくなって

しまいますよね。

  • 見つけるまでに時間がかかってしまう
  • 見つけた後に、すぐいなくなってしまう
  • 何を、どのように検査しているのかイメージできない

と困っている初心者のみなさん、

まあ参考にしてみて下さい。

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