超音波検査は手を大きく動かしましょう!

今回はいつもセミナーとかで感じていること

について書きますね。

テーマは・・・

絶対になくなりません ^^

です。

あ~「またよくわからないことを書いてやがる」(--;)

と思ったでしょう ^^;

初心者のための無料超音波セミナー

「う~ん、おかしい」

「今ここにあったのに・・」

エコーをはじめたばかりのみなさんに

よく見られるのが、プローブを持つ手が

ピタッと止まってしまうということです。

プローブを同じ場所にずっとあて続けて、

じっーと固まっちゃう。

怖い顔で画面を睨めつけ、同じ場所で

プローブをグリグリっと、いつまでも

やってるんですね。

私が手を無理矢理動かそうとしても

ビクともしないくらい、めっちゃ力が

入っているのです。

それでも、やっている本人としては

一生懸命に手を動かして探している

つもりなのですが、

目的のものは一向に描出されない。

そりゃあそーです。

そこにはありませんから。

そして、

手の位置、

ほとんど変わってないです^^;

結局 時間ばかりが過ぎていき、

残されたのは、

なぜか1か所だけ真っ赤に

なっちゃってる患者さんのお腹だけ(笑)

なんで、こんなことになってしまうのでしょう?

それは・・・

手を動かすのが怖いから (-”-;)

つまり、一回ちょっとでも見つかると

描出できた部分をもう一度同じように

出せるかということが

すごく不安なんですね。

「もう2度と出てきてくれないかも」

「折角見つけたのに、ここから動かしちゃうと・・」

そんな気持ちが頭の隅にあるんだと思います。

その気持ちは痛いほどよ~くわかります。

ちょっとでも上手い具合に見えると、

もうそこから動かしたくないですよね。

だって、なくなっちゃうから。。

でもここで、ちょっとだけ頭を切り替える

ことが大切です。 意識して欲しいのは、

絶対になくならない」ということ。

何がなくならないかというと・・・

それは臓器。

あっ バカバカしいと思ったでしょ ^^

でも臓器は必ずどこかにあって、

「絶対になくならない」という意識を持つこと。

そして、

できれば「いま、プローブの下にあるな」と

画面からではなく、

実際に「いま、手の下にある」というイメージを

持つことで不安は少なくなります。

すると、「まあ、どこかにあるでしょ!」

という感じで、怖がらずにプローブを大きく

動かすことができるようになるかもしれません。

エコーで大切なことは、

プローブを「大きく動かしてみる」こと。

目的の部位が意外に簡単に見つかることも

あるでしょう。

また、一つの部位をできるだけ多くの角度から

評価することもエコーではすごく大切なこと

ですよね。

プローブを大きく動かすといっても、範囲は

たかだか20~30cmくらいのものです。

だから、怖がらずに、もっともっと大きく

手を動かしましょう。

ごくあたり前のことですが

「臓器はどこへもいかない」「どこかにあるはず」

という意識を持ってみる。

たったこれだけで、何かが変わってくると思います ^^v

◆編集後記

エコーって、意識することがすごく大切だと思います。

ちょっと考え方を変えてみる。

たまには画面から目を離して、

プローブが「どこに」

そして「どんな角度で」

当たっているのか見てみる。

プローブを3cmだけズラしてみる。

10cmズラす。

角度を変える。

ほんのちょっとしたことで画像は大きく変わります ^^v

あ、大きく動かすっていったって、速すぎるのはダメです。

ではまた!

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