超音波検査の習得は予習復習が重要です

初心者のための無料超音波検査セミナー

みなさん学生の頃に先生から「予習と復習をやりなさい」ってよくいわれましたよね。

私は、今になってその重要性に気づきました!(ちょっと遅すぎ)

▽予習と復習  きっちりやってます?

超音波検査に必要なのは「知識」「技術」「経験」! これはどんな偉い先生方でもいってることです。

私は「知識」「技術」「経験」+「良い指導者」だと思いますが…。良い指導者が「いる」「いない」で習得にかかる時間が全く違います。

「いない人」⇒ このメルマガを読んでくださいね (^^)V

話を戻して、まず必要なのは「知識」です。では「知識」はどのように得るのでしょう?これはやるしかないです。頑張って勉強しましょう!

でも、やり方には工夫が必要です。ちょっとしたコツで「知識」は早く深められます。

何もべつに新しいことではありません。今日のテーマ「予習と復習」を毎日ちょっとずつやればよいだけです。

私のやっていた方法は簡単ですので紹介します。

まず検査の依頼がきたら、検査目的を確認します。記入されていなかったら必ず医師に確認します。←大切です!

記入されているのに読めない時・・・。これが多いんですよね~。この場合も電話で確認します。(次からは読める字で書いてくれるように期待をこめて!!)そして、期待はいつも裏切られます…。 (^^;

▽知らない病名、疾患の病態がわからない時

参考にしてみましょう⇒「医歯薬英語辞書」「メルクマニュアル

▽カルテ用語・単語がわからない時

参考にしてみましょう⇒カルテ用語、エコー英単語

そしてカルテの確認です。

この時は患者さんの現在の症状、そして病歴もチェックしておきます。

これで準備OK!

ではありません。 本当の予習はこれからです。例えば検査目的が「転移性肝臓癌 原発どこ?」だったら、あなたはどうしますか?

私の場合は、まず、いつも使っている本を引っぱり出してペラペラと目的のページを開きます。

●肝臓に転移しやすい癌は

●そしてその所見や特徴は

●肝臓に転移した場合にどのようなエコー像を示すの

こういったことをあらかじめ頭に入れて検査をはじめます。

そして検査終了後の復習です。

●自分がやった検査の内容は正しかったのか

●ピントはずれの場所をみていなかったか

●しっかり特徴を捉えた写真を残したか

こういったことをもう一度本で確認します。これで復習完了!

もし、すぐに片付かない症例であればファイルしておいて、時間のある時に調べるようにしています。

どうでしょう?それほど手間はかからないと思いますよ。

「予習と復習」あなたはやっていますか?「知識」を早く身につけるために、明日から実行してみませんか!

▽今回の教訓!

超音波検査依頼で一番困る検査目的⇒「スクリーニング」! なぜなら、予習に本一冊読まなきゃならないから (^^;

▽おまけ

「予習と復習」で大切なのは、日常的に使うエコーの教書です。なかなか全てが網羅されている本がなくて困ります。

腹部エコーで私が使っている本を一冊紹介します。⇒ 腹部エコーテキスト上下腹部

腹部に関しては、これが一番いいと思います。ちょっと値段は高いのですが、必要なことがすべて載ってます。

◆編集後記
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エコー始めた頃は肝臓を出すことでさえも困ったもんです。そりゃあ普通の体型の人は簡単ですよ。

プローブをあてても何がなんだか?? いま画像に映っているのは「何?」「どこ?」

いくら押そうが、大きく息を吸ってもらおうが、まったく何も出てこない。

肝臓ありますか?って聞きたくなっちゃいます。

ひとしきり大汗をかいて「ギブアップ!」 お手上げです。

後ろで黙ってみている先輩に目でサインを送ってみます。ところが先輩はしらんぷり。そっぽを向いています。もうちょっと頑張りなさいの合図でしょうか?

仕方なく「じゃあ膵臓から・・・」。。当然、膵臓はもっと出てこない。

後ろを向いて、お願いだから「た・す・け・て!(TT;」

では、また来週
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たまにウソも書いてありますから・・・。

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